試験・分析サービス

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試験・分析サービスとは

試験・分析サービスとは、片面フレキシブル回路基板(P-Flex®)で実績のあるエレファンテックの試験・分析を、お客様のご要望によりエレファンテックにて実施するサービスです。

描画評価サービスで作製した試作品はもちろん、お持ち込みのサンプルについても対応します。また、試験条件や分析内容についても、相談に応じますのでお気軽にお問合せください。
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マイグレーションによる短絡

マイグレーションによる短絡

1. 耐屈曲性試験

JPCA UB-01「フレキシブルプリント配線板 耐屈曲性試験方法 高速」に準じて行う試験です。
試験方法 / 試験の一例

試験片をU字型に曲げ、間隔を一定に保った2枚の板に貼り付けます。片側の板を固定し、反対側を動かすことによって、一定の曲率を保ったまま摺動することができます。試料の導体抵抗を測定し、導体抵抗の変化を観察します。

耐屈曲性試験

屈曲速度 :300回/分

屈曲半径(r) :5mm

摺動距離(l) :22mm

初期からの摺動回数による抵抗値変位率推移
初期からの摺動回数による抵抗値変位率推移

2. MIT試験

UL796F規格の評価項目の一つである「繰り返し屈曲性試験(Repeated Flexing Test)」に準じて行う試験です。
試験方法

屈曲性試験機に固定したサンプルを下図のように動かします。
2→1→3→1を繰り返します。

MIT試験
試験の一例
折り曲げクランプの半径[mm] 5.0
折り曲げクランプのクリアランス [mm] 0
引張荷重 [gf] 225
折り曲げ角度 [deg] 180
試験速度 [rpm] 30
折り曲げ回数 [回] 150

3. 高温放置試験

JIS C 60068-2-2の[環境試験方法-電気・電子-第2-2部:高温(耐熱性)試験方法]に従い行う試験です。
試験方法

試験片を一定時間、一定温度(高温)に放置します。

試験の一例

105℃にて1000時間放置

4. 熱衝撃(低温・高温)試験

JIS C 5016 [フレキシブルプリント配線板試験方法]9.2[熱衝撃(低温・高温)]に従い行う試験です。
試験方法

試験片に対して、低温と高温を一定時間、交互に繰り返し与えます。

試験の一例

低温側(-65°C)に30分間放置、高温側(125°C)に30分間放置を交互に100サイクル実施。

5. HAST (High Accelerated Stress Test) 試験

JIS C60068-2-66 環境試験方法-電気・電子-高温高湿、定常(不飽和加圧水蒸気)に従い行う試験です
試験方法

100℃以上且つ高温高湿度環境下に試験片を置くことで、試料内部への水分侵入を時間的に加速する試験です。

試験の一例
試験条件
温度 (°C) 湿度 (%RH) 時間 (h)
110±2 85±5 192
130±2 85±5 96

6. 低温放置試験

JIS C 60068-2-1の[環境試験方法-電気・電子-第2-2部:低温(耐寒性)試験方法]に従い行う試験です。
試験方法

試験片を一定時間、一定温度(低温)に放置します。

試験の一例

試験片を-20℃に1000時間放置します。試験後の試験片について、外観、導体抵抗値、絶縁抵抗値の確認を行います。

7. 高温浸せき試験

JIS C5016, 9.3の熱衝撃(高温浸せき)に従い行う試験です。
試験方法

試験片を一定温度の薬品に浸せきします。

試験の一例

下記を1サイクルとして、5サイクル実施。

  1. 260℃のシリコンオイルに3-5秒浸せきさせる。
  2. 15秒以内に移動
  3. 20±15℃ 2-プロパノールに20秒放置
  4. 15秒以内に移動
    試験後の試験片について、外観、導体抵抗値の確認を行います。

    8. 耐薬品性試験

    JIS C 5016 [フレキシブルプリント配線板試験方法]10.5[耐薬品性]に従い行う試験です。
    試験方法

    試験片を酸、アルカリ、アルコール溶液に浸せきします。

    試験の一例

    酸として2mol/L の塩酸水溶液、アルカリとして2mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液、アルコールとして、2-プロパノールに5分間±30秒間浸します。試験後の試験片について、外観の確認を行います。

    9. マイグレーション試験

    JPCA ET8.4に定めるマイグレーション試験に従って行う試験です。
    試験方法

    一定の電圧をかけた櫛形電極を、高温高湿環境下で一定時間放置します。通常の高温高湿環境下だけでなく、HAST試験機を用いた加圧水蒸気下の試験も可能です。

    試験の一例

    導体間隔0.5mmの櫛形電極に対して、85℃, 85%RH, 印可電圧25, 50Vで 250時間の試験を行います。イオンマイグレーションによる短絡がないことを確認します。

    10. 表面層耐電圧試験

    C 5016[フレキシブルプリント配線板試験方法]7.5[表面層耐電圧]に従い行う試験です。
    試験方法

    導体間に一定の環境下で、規定の電圧を規定の時間印可します。

    試験の一例
    印可電圧 500V(直流)
    印可時間 60s
    ギャップ幅 2.0, 1.5, 1.0, 0.5mm
    判断基準 機械的損傷、フラッシュオーバ(表面放電)、スパークオーバ(空中放電)、ブレークダウン(絶縁破壊)などの異常の有無

    11. ピールテスト

    JIS K 5600[塗料一般試験方法]5-7[付着性(プルオフ法)]に従い行う試験です。
    試験方法

    2mm間隔で格子状の切れ込みを入れ、指定のテープを貼ったあと、60度に近い形で一気に引き剥がします。

    試験の一例

    基材へのインクの密着性、無電解めっきによる銅パターンの密着性、ソルダレジストの基材及び銅パターンへの密着性についてテストします。

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