ご担当様 エレファンテックからメールマガジン(11月号)をお届けします!
11月27日エレファンテック主催で WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。
この展示会では、
- 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』
- “光画展 コウガテン RGB exhibition” by PAPER DESIGN PROJECT BRAND「pages」より一部の作品展示
- 『Panic-in-the-Arctic』
- ERATO 川原万有情報網プロジェクトの作品
『折り紙ロボット(180度折)』『くねくねロボット(ひらむしロボット)』『ハニカムランプ』
- 『天の川構造を用いた伸縮性LEDランプ』『巴型構造を用いた伸縮性LEDランプ』
などが展示され、電子機器のデザインが変わる可能性が体験頂くと同時に、併せて新しい回路素材とそれから生まれるデザインのプレゼンテーションを行いました。
▶ Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- (1)
エレファンテックでは、これまで2年弱 FPC 製造のためのソフトウェアを自社開発してきました。実際に開発に携わる中で「ソフトウェアによる効率化も製造業の競争力になるのではないか」という思いを強く持つようになりました。
製造業でのソフトウエア開発を通して得た知見や体験を「ソフトウェア開発と業務効率化をした話 」としてシリーズ記事として書いていきたいと思っています。
シリーズ第一弾は導入編として「製造業ベンチャーでなぜソフトウェア開発をしているのか」「自社開発することでどんなメリットがあったのか」について書きました。
▶ 製造業ベンチャーでソフトウェア開発と業務効率化をした話 – 導入編
「ロボティクスファッション」をキーワードに活動するクリエイターのきゅんくんさんにフレキシブル基板 P-Flex を使ったオリジナル作品『光るチョーカー』の制作過程のブログ記事を書いて頂きました。
記事では、プロトタイピングからパターンの作成、リフローなど工程ごとに、回路図やスケッチ、写真がたくさん盛り込まれており、作品を作りあげるまでの全体の流れがとてもわかりやすく書かれています。
※Maker Faire2018で実物を拝見しましたがとても綺麗なチョーカーでした!
▶ ブログ記事はこちら
『基板の中の話は結構分からないことがあるけれど(Elephantechが)相談に乗ってくれるのが、すごく助かっています。 』
グローブ型ウェアラブルデバイスを開発しているGROOVE。 P-Flex を使用しているメリットについて堀和紀さんにお話を伺いました。
▶ GROOVE 堀 和紀さん インタビュー記事(動画あり)
ランニングやスポーツをする人に特化した光るシューズ「ORPHE TRACK」を実際に見せて頂きながらnnf 金井 隆晴さんにお話しを伺いました。靴に電子デバイスを埋め込むことで、いろいろな可能性の広がりを感じました。
▶ nnf 金井 隆晴さん インタビュー記事(動画あり)
フレキシブル基板 P-Flex 製品開発情報
◆180度折りのための巴型切り紙回路
フレキシブル基板は一般的に、薄くて曲げやすいことが特徴です。しかし、最小曲げ半径や耐屈曲性という観点から、一定値以上曲げたり屈曲を繰り返すことによる断線のリスクがありましたが、巴型(ともえがた)切り紙構造を用いることにより、配線部に折り目をつけずに180度折りをすることが可能になりました。(*)
(*) 特許出願済
年末年始の休業日に関してのお知らせ
2018年12月28日(金)~2019年1月6日(日)
は休業日となります。
なお、12月27日(木)は製造休となります。
(編集後記)
八丁堀駅から弊社まで向かう鍛冶橋通り(かじばしどおり)には街路樹としてイチョウの他、低めに剪定された山茶花(サザンカ)が植えられていて、ちょうど見ごろを迎えています。
サザンカの漢字の「山茶(さんさ)」は、中国でツバキ科の植物を指すが名前の語源で、この漢字の読み方が「サンサカ」と訛って、次第にサザンカという読み方が定着していったとされています。また、『観賞用として庭園に植えられるようになったのは、 室町時代頃と推定されている』ことから、古(いにしえ)からたくさんの方々に愛されてきたのでしょう。
ピンクの花が咲いているのを眺めながら歩くと、本当に嬉しい気持ちでテンションがあがります。蕾もたくさんあるので(確認しました!)しばらくは楽しめそうです。(た)
今月のメールマガジンいかがでしたでしょうか。お知り合いや、お取引先の方、同僚の方にもご紹介をして頂けましたら幸いです。