1. 【メディア掲載】日経 xTECH：阪大がフッ素樹脂への接合に新手法　ミリ波アンテナでの活用期待
2. 【P-Flex® を使うメリット】PET基材で湿度センサーの測定精度を上げる
3. 【P-Flex® を使うメリット】FPC置き換えによる環境負荷低減 のご提案（1）
4. 【設計・製造データ例】ダウンロードページリニューアル

【メディア掲載】日経 xTECH
阪大がフッ素樹脂への接合に新手法　ミリ波アンテナでの活用期待

記事で弊社のピュアアディティブ法による、PTFE / 銀 / 銅の3層のFPC試作についても触れていただきました。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05757/

大阪大学大久保先生と協業で行っている「熱アシストプラズマによるPTFEの表面改質を活用した高周波向けPTFE基板の開発」について、6月25日に開催された日本接着学会で「インクジェットを利用した高周波対応フレキシブルプリント配線板 (Cu/ Ag/ PTFE) のエコフレンドリーな作製方法の開発」という題で学会発表をしました。

大久保先生が開発をすすめる熱アシストプラズマによるPTFEの表面処理は、従来のナトリウムを使う処理に比べて安全かつ廃液レスで異種素材等と密着するための処理が可能です。今回は、銅板を張り合わせてエッチングするプロセスに比べて、廃液が1/10以下になる当社のピュアアディティブプロセスを組み合わせることで、非常に環境負荷が低い製造手法でPTFEを基材とするフレキシブル基板の作成に成功しています。

エレファンテックでは、今後も違う材料を積層することで高周波特性が改善しないか探索するとともに、ユーザー様のお役に立てるよう、より性能の良くコストパフォーマンスのよい積層方法の開発を継続していきます。

▶【メディア掲載紹介】日経 xTECH：阪大がフッ素樹脂への接合に新手法　ミリ波アンテナでの活用期待

【P-Flex® を使うメリット】
PET基材で湿度センサーの測定精度を上げる

フレキシブル基板を使うメリットシリーズ の記事です。(他の記事もぜひご覧ください。)

フレキシブル基板はリジッド基板に比べ、2次元に限定されることなく自由に筐体内での配置が可能であり、また薄く熱容量が小さいため温度センサーの素早い測定や湿度センサーの精度向上に貢献することができます。
更に吸湿率の低いPET基材の P-Flex® を採用いただくことで、表面実装の湿度センサーに対して基板の吸湿の影響を小さくすることが可能となり、測定精度向上等、センサー機能の向上にも貢献します。

▶ 【P-Flex® を使うメリット】PET基材で湿度センサーの測定精度を上げる

FPC置き換えによる環境負荷低減 のご提案（1）

温暖化ガスの排出削減機運の高まりを受けて、より環境負荷を配慮した動きが広がってきています。

エレファンテックの独自のピュアアディティブ®法では、使用エネルギーや水の他、廃棄物の量では他の従来製法比で1/10以下に抑えている他、使用する銅資源は約7割減に抑えることができます。型が不要なことに加えて、このような使用資源減のよるフレキシブル基板製造コスト削減も一つの大きなメリットです。
世界の電子産業を持続可能なものにしていくためにも、ユーザー様の競争力向上のためにも、P-Flex® の採用をぜひご検討ください。

次回は枯渇しつつある銅資源という観点からの環境負荷低減 のご提案を予定しています。

▶ FPC置き換えによる環境負荷低減 のご提案（1）

【設計・製造データ例】ダウンロードページリニューアル

サンプル設計データの無料ダウンロードページをリニューアルしました。
フレキシブル基板の回路図設計にご活用ください。（画像は実装例です。）

▶ 設計・製造データ例 ダウンロード

Sample_qfp_pet_v2.0

センサーモジュール v0.5

（編集雑記）

設計・製造データ例ダウンロードでご紹介した Sample_qfp_pet_v2.0 サンプルについては「取材撮影と、使用した実装QFPサンプルの先行紹介」のブログ記事でも紹介しています。

この記事では「取材撮影の様子」→「（実際に掲載された）日経新聞記事紹介」とメイキング!? としての内容も楽しめます。ぜひご覧ください。

今月のメールマガジンはいかがでしたでしょうか？お知り合いや、お取引先の方、同僚の方にもご紹介をしていただけましたら幸いです。