TabbyPrint × NFTアート の展開

デジタルアート(NFT) × TabbyPrintの仕組み


デジタルデータであるNFTアートの唯一性が担保されるようになりつつ変革を迎えている中で、現実世界に出力された印刷物は簡単に複製出来てしまいます。
TabbyPrint を印刷時に付与し、撮影画像をブロックチェーン上のNFT アートと紐づけることにより、印刷物に唯一性を持たせることが可能になります。
また、印刷物が二次流通業者に回り、所有者が変わった場合でもブロックチェーン上の撮影画像を用いて真贋判定を行うことが可能です。
TabbyPrint の撮影画像とNFT アートをブロックチェーン上で紐づけることによって、アーティスト側は版権・印刷物の市場流通履歴の管理が可能になり、所有者は本物を手にした安心感を得られると考えています。

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鷺森アグリ氏 プロジェクトの紹介


私たちは物理的な作品と仮想空間上の作品を制作していきます。
第一弾としてNFTのデジタルアートと、TabbyPrintという新しい特許技術を用いて印刷した作品を発表します。
TabbyPrintとは「世界に1つしかない個体識別模様」をインクジェットプリンターで印刷する技術です。
猫の模様(Tabby)も1匹ずつ唯一無二の個性があり、TabbyPrintとの重なりを感じ採用致しました。

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作品コンセプト


作品は”MMMME”というchimera girlです、ME(め) と読みます。
MMMMEはユニークな毛並みと、4つの目と、それぞれの個性を持っています。
MMMMEは鏡を介して現実世界と仮想世界を行き来しています。

プロジェクト説明:
http://www.mmmme.me/
https://twitter.com/MMMME_MMMME
https://www.instagram.com/mmmme_mmmme/

鷺森アグリ(AGURI SAGIMORI)
sagimori200

ファッションデザイナー/クリエイター
1985年 大阪生まれ
2007年バンタンデザイン研究所卒業
同年、新人デザイナーファッション賞優秀賞 受賞
同年、ナゴヤファッションコンテスト2007グランプリ受賞
2008年 autumn&winter collectionでAGURI SAGIMORI デビュー
2010年 sping&summer collectionにてパリ合同展参加
同年、毎日ファッション賞新人賞・資生堂奨励賞 受賞
2016年 autumn&winter collectionよりagrisリ・スタート
“求愛”を全てのクリエイションのテーマに活動する
ブランド以外でもカットワークを軸にアートディレクション活動も始動し、
広告ビジュアルやショーウィンドウやショップデザインを手がける
国体のユニフォームや企業ユニフォームなどを手がける
企業と共に素材開発や印刷技術の開発し、持続可能性のあるモノづくりに取り組んでいる

鷺森アグリ氏コメント


TabbyPrintを採用することでデジタルアートがブロックチェーンによりそれぞれの個性を有したように、デジタルアートを印刷した作品にもオリジナルであることが証明できます。
今まで複製として認識されていたインクジェットプリントも、オリジナルの価値を保有できます。
TabbyPrintの魅力は真贋判定だけではなく、偶然性のインクの着弾を人間がコントロール不可である点です。人間がコントロール不可であることは生命の誕生のように感じたので、作品に命を吹き込むように目の中にTabbyPrintを入れています。

売り上げはMMMMEにとってのクリエイションの源になった猫達へ、保護猫団体への寄付などの還元もしていきます。