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インクジェットモノづくりにおいても、技術と予算がある企業やプロジェクトが第1の谷を渡り、第2の死の谷の前でスタックしている場合があります。
エレファンテックは、ローンチカスタマーとなる「大企業」と、第2の死の谷の前にいる技術やプロジェクトをマッチングし、ローンチカスタマーのPoC予算を持ってStage4の量産に到れるようにマイルストーンを設定し、ビジネスとものづくり両方のプロトタイピングを同時に回す作業を推進する役割を担います。
例1:FPC 材料サプライヤー群の要素技術xヘッドメーカー・装置企業の技術xElephantechによる新規開発要素で量産ユーザーが受け入れ可能な、技術的に量産可能なスペックを探索し、コストマッチした上で量産採用に至るというシナリオ。P-Flexは製造ラインの販売に至るのが最終ゴールなので、Stage4の段階です。
例2:IMPC 多くのサプライヤー群 x 自動車Tier1等ローンチカスタマー x Elephantechによる新規開発要素or開発支援活動 によって、量産ユーザーが技術的優位性・目標コスト・耐久性達成を含めて量産が実現するようにPoCでガイドします。Stage3のプロジェクトが発表されています。
AMCではあらゆる業種に置いてAMが活用されることを目指していますが、特に下記の分野を重点的に推進していきます。
バイオセンサーの酵素は特に高温にすると失活してしまうために、複数の酵素を同時に塗るのは乾燥と印刷時のコンタミの問題が既存工法(シルクスクリーン)にあり問題になっている。IJは生産性も含め理想的なソリューションのうちの一つ。
テキスタイルにおけるIJ活用は直近5-10年で非常に伸びた分野の一つで、特にヨーロッパでは環境負荷の少なさが評価され、すでにメジャーな染色方法になっている。この分野にもEPSONのプリントヘッドは多く使われており、何らかの機能インクを開発すれば、すぐに使えるユーザー候補は多い。
屈折率を制御した透明材料を任意の場所に設置することで光学系の機能をもたせる分野である。特にGRINレンズはAMでしか作れない形状が役に立つシーンが多く期待される。
期待される機能
・自由な屈折率の設定(GRINレンズやオプトエレクトロニクス向け)
・高い透明度
・特定の周波数のカット